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東洋医学を暮らしの傍らに

鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
社会福祉士・介護福祉士
谷本 豪 Tanimoto Takeshi
私には先天性網膜色素変性という眼の難病があり、弱視、夜盲、視野狭窄などの症状と付き合いながら日々生活しています。
これまで重度に障害のある方の日中活動支援や、地域で暮らす障害のある方に関わるソーシャルワークの仕事に合わせて20年あまり携わってきました。その後、眼の病気の進行をきっかけに盲学校へ入学し、鍼灸マッサージ師の免許を取得しました。
障害者福祉の仕事では、「自立とは何か?」について深く考えることが多かったのですが、いま鍼灸マッサージ師として患者さまと関わる中で、「その人らしい生き方とは?」について考えるようになりました。
施術者として、治療効果に軸を置いた言い切り型の一方的な提案をするのではなく、ともに考え不調の原因を紐解いていく中で、東洋医学のチカラで自然治癒力を高めていくことへの可能性を鍼灸施術を通して強く感じています。
これまで福祉職にて培った傾聴や共感する力に加えて、体に直接触れることのできる鍼灸マッサージ師として患者さまに変化を感じていただき、その人らしい生き方を見つけていただけるよう、これからの人生を費やしたいと思っています。
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